関谷春子さん

本を読んだり、妄想している時間が好き(笑)

「自分のことを話すのが得意じゃないんです」とはにかむ関谷さん。では、せっかくの機会だからたくさん話していただきましょう!

緊張されているとのことですが、お仕事柄、インタビューされる経験が多いのでは?

それが、多くないんです。ミュージカルに初主演したときに新聞や雑誌の取材を受けたことはあるんですが、主に作品に関する話をさらっと聞かれただけでしたね。
本当に、自分のことを話すのは苦手なんですようー。友達同士の飲み会とかでも話さないです。だから今日はもうドキドキ(笑)

ではいきなりですが、女優・関谷春子のプライベートに切り込んでみたいと思います。ふだんの生活ってどんな感じなんですか?

仕事があるときと無いときでずいぶん違いますね。
いまは舞台を前にしているので、1日中拘束されています。他のことは何もできない状態です。
仕事が無いときは、ひたすらオーディションを受ける日々です。多いときは1週間に1度くらい。毎週受けて毎週落ちるという(笑)

オーディションづくしの日々というのは、なかなか大変そうですね……

そうですね。
たとえばCMなど映像系のオーディションはスピード命なんです。いきなり「あした来てください」と言われることも多くて。この時点でスケジュールが合わないともうダメだし、オーディションまでの短期間で先方が求めているキャラクターに合わせないといけない。

なので、いつでも健康でいる、肌の調子をととのえておく、いろんなイメージの服を揃えるなど、「準備しておく」ことも仕事だと考えています。いつでも自信を持ってオーディションにのぞめるようにしておかないと。

ちなみに、お肌の調子をととのえるためにやっていることは?

特別に何かをやっているわけではないんですが、ふだんは全くお化粧しないようにして肌を休めてます。漢方を飲んでいた時期もありますね。
でも何より、ストレスをためない、ガマンしないよう心がけてます。ダイエットも、ストレスの原因になるのでしないです。

私はもともとストレスがたまりやすい性格で、体もそんなに強い方ではないので自己管理が大変です。
特に舞台のお仕事のときは、絶対に穴を空けられないので気を遣いますね。

オーディションが無いときはどんな風に過ごしてるんですか?

バイトしたり、それ以外の時間は舞台を観に行ったり、家で映画のDVDを観たり音楽を聴いたりして、トレーニング以外の時間もなるべく芝居のことを考えるよう心がけてます。

最近観たDVDでオススメは?

いまパッと思いつくのは、『ハタリ!』という映画です。ジョン・ウェインが主演の。

ジョン・ウェイン! ということは、古い映画ですよね?

はい。父から「こういうエンタテインメントも観た方がいい」とすすめられたんですが、観て驚きました。いい映画でした。
オープニングの演出や「長回し」のシーンなど、最近の映画なら当たり前の手法なんですが、当時としてはとても斬新だったんだろうなあと思いました。しかもかっこいいんです!

映画は、制作時期を問わずに観るようにしています。自分はたくさん知っている方だと思っていたけど、まだまだ知らない監督や名優がいますね。

DVD以外でストレス解消法があれば教えてください。

料理とお酒です!
少し前に実家を出てひとり暮らしを始めたんですが、自分でつくった料理を肴に、お酒を飲むのが楽しいですね。
部屋でひとり、お酒を片手にDVD観て泣いたり笑ったり。
孤独と退屈とお酒。かっこいいでしょう(笑)

もともとインドア派なので、外でわーっと遊ぶのは苦手なんです。
本を読んだり、妄想している時間が好き(笑)
ひとりが好きで家にいるのに、「誰からも誘われない私」と悲劇のヒロインにひたったりしてます。あはは。

外に飲みにいくのも好きですよ。
大人になるとどうしてもつきあう人が固定されちゃうので、お店で出会った人たち……全然違う世界の人の話を聞くと刺激になりますね。

インタビュー/編集 千貫りこ

Photography by Akiko Yanagawa

Profile

関谷 春子(せきや はるこ)

東京都生まれ。慶應義塾大学卒業後、『青猫物語』で女優デビュー。その後、流山児★事務所ミュージカル『ユーリンタウン』でヒロイン・ホープ役に抜擢され、歌と演技が高く評価された。近年は音楽ユニット「2 OUT」を結成し、ライブ活動など多方面で活躍。

ほかの主な出演作に『ジキル&ハイド』『アメリカン・ラプソディ』『桜の園』『パイレート・クィーン』など。

2013年11月には宮本亜門演出『Merrly We Roll Along~それでも僕らは前へ進む~』への出演が控えている。

公式プロフィール

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